歩行器、手すり、車いす——「うちも、そろそろ買わなきゃ」。そう思って、通販でポチりそうになっていませんか。ちょっと待ってください。買う前に、知っておいてほしいことがあります。実は、その道具、借りられるかもしれません。

多くの福祉用具は「レンタル」できる

介護保険を使うと、歩行器・車いす・手すり・介護ベッドなど、多くの福祉用具を少ない自己負担でレンタルできます(対象品目や条件は、要介護度や自治体によって異なります)。

「買う」より「借りる」が良い理由は、はっきりしています。

  • 体は変わるから。今ぴったりでも、数か月で状態が変われば、合う道具も変わります。レンタルならそのとき合うものに交換できます。
  • 合わない道具は、かえって危険だから。身長や体の状態に合っていない手すり・歩行器は、転倒の原因にもなります。
  • 試せるから。買い切りだと「合わなかった」が大損。レンタルなら見直せます。

選ぶのは、プロに手伝ってもらえる

うれしいことに、道具選びは自分たちだけで悩まなくて大丈夫。ケアマネジャーや福祉用具専門相談員が、その人に合うものを一緒に選んでくれます。要介護・要支援の認定があれば、相談はぐっと進めやすくなります。

💬 通販でポチる前に、一本の電話 「この手すり、買っていいですか?」——その一言を、買う前にケアマネジャーへ。レンタルできるか、本人に合うか、置き場所は安全か。プロと一緒に決めるだけで、ムダな出費も、思わぬ転倒も防げます。
🗣️ りはすけのひとこと 正直に言えば、「これを買えば解決!」と勢いよく勧めるほうが、ラクだし、分かりやすい。でも、私はそれをしたくないんです。合わない道具は、便利どころか危険になる。
本当に役立つのは、ピカピカの新品より、その人の“今”に合った一つ。それはプロと一緒に選ぶのがいちばん確実です。だから——買う前に、まず相談を。急がなくて、大丈夫です。

まとめ

  • 多くの福祉用具は、介護保険でレンタルできる(対象は要確認)
  • 体は変わる→状態に合わせて交換できるレンタルが合理的なことが多い
  • 合わない道具は危険。身長・状態に合うものを
  • 選ぶのはケアマネ・福祉用具専門相談員が手伝ってくれる
  • 買う前に、まず一本の相談
福祉用具のレンタル・購入の対象品目や自己負担、条件は、要介護度・自治体・制度改定によって異なります。最新の正確な情報は、担当のケアマネジャー・地域包括支援センター・市区町村の窓口にご確認ください。